自宅サーバは百害あって一利なし

使わなくなった古いノートパソコンをWEBサーバにして、自宅でホームページを公開し大損害を受けた話

10年くらい前のwinwodsMeがインストールされていたノートパソコンが余っていたため、有効活用できないかと考えていました。
そこでホームページを作成して、そのノートパソコンで公開できないかと思いついたのです。

ネットで調べてみると、自宅サーバというらしくCentOSをいうLinux系のOSをインストールし、ApacheやMysqlをインストールすれば自宅で公開できるようでした。
また固定IPを取得する必要がありますが、プロバイダに問い合わせた所、月額4000円になるとのこと。

さすがに高すぎると考え、他の方法は無いかと調べた所、動的IPという、自宅のグローバルIPが変わってもDNSに自動的にIPを振り直してくれるツールがあるようなのでそれを使うことにしました。

そして肝心のホームページを最初に作ったのは、とあるネットワークゲーム日記を書く為に楽天の方で作成しました。
今は当時プレイしていたゲームをしていない為に更新をしていないですが、作成して年単位も経ますと一日のアクセス人数が100~200人をコンスタントに稼ぐくらいにはなっていました。
PV数は分かりませんが日に2000程度でしたでしょうか。
多い日で上記の5倍程度になることも御座いました。
ゲーム内イベントの宣伝など、サポート的な面での活動も多かった為利用して下さる方も多く居て下さったように思います。
当初は画像を扱う為のノウハウ、文章の作成方法などに戸惑いがあり思うような更新が出来ないことも多かったです。
他のホームページやブログと自分のブログでは何が違うのだろうという疑問。
文字が所々に強調されていたりして読み易くなっている処理をしている物に気付きます。
後に今も愛用することになるHTMLとの出会いになりました。
装飾という部分が欠けていた為、文章も無味乾燥になり勝ち。
何を伝えたいのか何がポイントなのかを伝えるのに良いアクセントを付ける事が出来るのは革新的な出会いだったと思います。
覚え立ての頃は文字の色を変えたり、サイズを変えたり程度でしたが文章やイメージ画像を動かせたりするようになると一片しましたね。
そこに至るまではHTML処理に関するホームページに仕事の終わり帰宅後勉強をして、暗記や辞書登録をして自分の使いたい作りたい物を模索していきました。
今ではブラウザを用いてソフト起動から、デスクトップにあるファイルを開いたり、元々のブラウザ備え付けのブックマーク機能よりも使い易いリンク集などが作れるようになりました。
HP作りではHTMLによる予期せぬミスで文章がめちゃめちゃになったりなどアクシデントも起こりましたが、苦労に見合った得られる物があったと思います。

ホームページ作りは一段落し、ホッとしていたのですが自宅サーバの調子が悪くなってきました。
24時間365日動かしっぱなしだったためか、ハードディスクがキュインキュイン音を立てるようになったのです。
日増しに音が大きくなっていき、ちょっとヤバそうな雰囲気です。

しかも7月頃から、ものすごい熱を持つようになり、火事にならないかとヒヤヒヤするようにもなりました。
さらにその熱が部屋の中を暑くしてしまいサウナ状態です・・。

さらにさらに、動的IPの調子が時折悪くなり、2日~3日ほどホームページが見れなくなってしまうことも起こるようになってきました。

色々手はつくしましたが、さすがに物理的な限界を感じ、vpsサーバを借りることに。

月額467円で自宅サーバの苦しみから解放されるなんて夢のような話です。
最初からレンタルサーバにしておくんだったと後悔しています。